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『疲れがスーッと消える!超脱力こんにゃく体操』 

こんにゃく体操についてwhat is this?

内容について
体をほぐす50の体操

疲れがすーっと消える!超脱力こんにゃく体操!

「力を抜いて、ただまっすぐに立つ」

力を抜いて立つことは誰にでもできます。
でも、どこか傾いてしまったり、よれてしまったり、ゆがんでしまったり・・・。
なかなかまっすぐというわけにはいきません。

まっすぐに立つ、ということだけならできます。
でも、胸がパンパンに緊張していたり、背中が板のように硬くなっていたり、脚が棒のように固まっていたり・・・。

“力を抜いて、ただまっすぐに立つ”ことをめざして。


トップページにも書きましたが、こんにゃく体操のキーワードは”脱力”です。
しかし、やみくもに脱力するわけではありません。
必要な力は残して、余計な力を抜くのです。

全身のすべての力を抜いたら床の上にバタッと倒れてしまいます。停止してしまいます。何となくだるくなってしまい、動作も緩慢になってしまいます。

余計な力をなくすことで、どれだけすっきりするかを味わっていただきたいのです。

日常の動作の中で、私たちは背中の力をたくさん使います。
たとえば、鞄をもって歩いている時、ペンを持って字を書いているとき、パソコンのキーボードをたたいている時、包丁をもってまな板の上で切っているとき、鍋の中をかき回している時、etc。
どの動作の時にも腕を使います。その腕を身体の前側で曲げたり、ひねったり、伸ばしたり・・・。この時、腕の付け根にあたる肩周辺や肩甲骨の周辺は“力”が入っています。小さな力ですが、負担は想像以上に大きなものです。その負担が重なって背中や肩、それから腰までもパンパンに凝ったり、張ったりしていきます。
肩のコリ、背中のハリ、腰の痛み、etc。

力を抜く。脱力する。正しく脱力するには技術が必要です。
僕は、必要のない力だけを脱力することが『超脱力』だと思っています。
それは、人の体を楽にします。痛みを和らげます。疲れをとります。
立居振舞いを優雅にします。そして、歩き方まで美しくなります。
だまされたと思って、一度ためしてみませんか?
こんにゃく体操は力を抜く体操です。

こんにゃく体操のを大きく分けると、脱力体操とトレーニング体操です。


こんにゃく体操!

全身の力を抜き、ゆらゆらと体を動かす様子が「こんにゃく」を連想させることから名付けられたこのユニークな体操は、昭和24年、東京芸術大学で体育教官を務めていた故・宮川睦子名誉教授が開発しました。同大学で必修科目として教えられ、退官後も演劇・舞踏・声楽・演奏など幅広い分野の人達に指導されました。
このこんにゃく体操の効果は多岐にわたり、全身をほぐしていく動きは内臓の働きや血行を良くします。肩こり、腰痛、頭痛、不眠が改善されたという方はとても多くいらっしゃいます。
また、同時に筋力がバランスよく鍛えられ、運動不足も解消されます。激しい運動ではなく、老若男女、その人に合わせて無理なく行える体操です。

私の「こんにゃく体操」
僕(畠山真弥)は元東京芸術大学名誉教授の故宮川睦子さん、宮川先生がお亡くなりになったあとは大沢喜代先生に、この「こんにゃく体操」を教わりました。きっかけは、劇団文学座の養成所です。その当時宮川先生は78歳でいらっしゃいました。そこではこの体操が俳優の肉体訓練のレッスンでした。養成所を卒業し、、宮川睦子先生は阿佐ヶ谷のご自宅一階の稽古場でこの体操を週2回レッスンしていると知り、そこに通わせていただくことになりました。今現在の「三鷹こんにゃく体操教室」はこの宮川先生の自宅稽古場で行われていた教室が場所を移したものです。(当時から一緒にやっている人たちは、今もそのまま「三鷹こんにゃく体操教室」でやっています。ですから、ベテランがたくさんいるわけで、初めていらっしゃるかたにはうってつけではないでしょうか。見よう見まねでやっているうちに体は自然にほぐれちゃいますからね。)
当時も「こんにゃく体操」と呼ばれていましたが、僕たちは養成所の時から「宮川体操」と呼んでいました。このユニークな「こんにゃく体操」という名前は東京芸術大学で教えていらっしゃった時に、芸大の学生たちが名づけたそうです。(掲載誌からのページにあります新聞記事をご覧ください。)
宮川先生がお亡くなりになったあとは、大澤喜代先生がこんにゃく体操教室を引き継がれました。大澤先生は宮川先生の古くからのご友人であり、こんにゃく体操の稽古場では宮川先生のよきパートナーといった感じでした。大澤先生は長く高校で体育の教師をされていて、また舞踏もやっていらっしゃったそうです。いくつかの劇団養成所でも教えていらっしゃいまいた。大澤先生と宮川先生のご自宅稽古場(阿佐ヶ谷)ではじめてお会いしたとき「50代半ばくらいの方かな?」と思っていました。宮川先生と同じようにお手本を見せてくれて、いつもすがすがしく、また気さくな方でした。10年くらいたってから、先生にお年をお聞きしたら「84よ。」と軽くおっしゃいました。びっくりしました。考えてみると、はじめてお会いして僕が「50代半ばくらいかな?」と思っていたときは、すでに70歳を超えていらっしゃった、ということになります。

僕個人は宮川先生、大澤先生の他に、黒田浩一先生、武田茂先生にも教えていただきました。黒田さんは芸大をお出になられて、大学や専門学校などで音楽、こんにゃく体操を教えていらっしゃいました。武田茂さんは大澤先生とともに文学座の養成所などでこんにゃく体操を教えていらっしゃいました。今現在(2012年)は「こんにゃく座」という劇団で活躍中です。

みなさんに教えていただいたものを、自分を通して、多くの方に経験してもらいたいと思っています。

こんにゃく体操の内容をざっとご紹介します。
ご紹介しているものは一部ですが、他にストレッチなども行います。(日本ストレッチング教会認定ストレッチングトレーナーセルフ資格取得済)


●ぶらぶら・・・体を上下に揺さぶってほぐします。飛び跳ねるというよりも体の中身をゆさぶるイメージです。肩甲骨を背中から浮かすようなイメージです。全身が一気にほぐれ、体がリセットされます。全身の血流もよくなり、体も暖まります。

たてひざ(これは、こんにゃく体操の代表的な体操です。)

床にバスタオルを敷いて、その上に仰向けにねます。立てひざになって脚を左右に交互に倒します。脚を倒すたびに背中、腰がたるんでゆるくなります。ほぐれていきます。結果として、腰や背中が伸び伸びとします。これはとても気持ちいい動きです。デレンデレンと声をだしながらやったり、歌を歌いながらやると楽しさ倍増です。だらしなくやるのがコツです。

大きいたてひざ

上記のたてひざの大きいバージョンです。肩のまわり、肩甲骨のまわりなど、広背筋がほぐれます。ふつうの立てひざに慣れてきたらやってみましょう。

ゆっくりねる〜

脚をのばして座ります。そしてお尻から順々にねていきます。胸や肩、首の力がぬければ、その分腹筋が働き良い運動になります。ハミングしたり、息を吐きながらねていきます。「バタン!」とねるのではなく、おしりから順々に、です。そのまま寝たくなっちゃいます。

もじもじ

脚を前に伸ばして、モジモジします。からだを左右にくねくねさせて背中をゆるめます。だいの大人がみんなそろってモジモジするのはおもしろいです。

うしろごろん

丸くなって後ろにゴロンとでんぐり返ります。前にもゴロンともどります。背中がすっきりします。体の中身も動かされ、血流もよくなります。背も伸びます。息を止めないでやるのがコツです。

前をひらく(骨盤の前傾・・・こんにゃく体操やストレッチの基礎となる動きです)

立っておこないます。お尻の骨(坐骨)をちょっと突き出すようにして骨盤を前に傾けます。前側のろっ骨から骨盤まで離すイメージです。背中は気持ちよく伸びます。足の指に力がはいらないようにやるのがポイントです。

うしろ(背中)をひらく(骨盤の後傾・・・こんにゃく体操やストレッチの基礎となる動きです)

ひざをほんのちょっと曲げて、おしりの骨(坐骨)を前方に落とすようにして骨盤をうしろに傾けます。背中側で肋骨と骨盤を離すイメージです。お尻の上の部分(こんにゃく体操ではソヘと呼んでいます)がゆるみます。足の指が持ち上がらないようにするのがポイントです。


胸まわし

胸郭(ろっ骨)を骨盤を中心に回します。地球のまわりをまわる太陽のように。

腰まわし

胸はおだやかに動かさないで、腰から下をぐるぐるまんべんなく回します。おなか回しではなくて腰回しです。腹筋運動にもなります。くびれもできます。

おしりおとし

自然にたった状態からお尻をかかとの上にストン!っとおっことします。そのままおしりとかかとをペタン!ペタン!とつきます。腰が伸びて気持ち良いです。



前おとし

立った状態で骨盤を前に傾けていき、そのまま骨盤を前に倒します。すると上半身も前にドシャーン!と落っこちます背中がほぐれて伸びます。ダイナミックな動きで体が目覚めます。ソヘがほぐれて、声もよくでるようになります。足に力をいれないことがポイントです。



ひざをちょっとまげて下から順々に起こす
前おとしの状態からひざを少しだけゆるめ(まげて)、すね・ひざ・もも・腰・せなか・むね・あたまの順で起こします。

ふわっと前に倒す
脚をまっすぐ前に伸ばした状態から、おなか→胸→頭の順に前にたおします。シーツをベッドに広げるようにふわっとした雰囲気で。



背中をストン!
床に対して腕と脚(ひざから上)を垂直になるようにします。頭は下へだらんとおとします。その状態から背中を天井に向かって「持ち上げる〜→落っことす」です。お餅が膨れ上がるように持ち上げて、ストンとおっことします。落とした時に肘が曲がらないように!

ぶーららん

両足に均等に体重をのせて立ち、腰を右回し、左回しと交互にクルッ、クルッ・・・。身体の中に軸ができます。バスタオルが動かなければ達人です。この体操ほど言葉で説明することがむずかしいものはありません。でも、これほどユニークで体が自然体になる体操もありません。ぜひ一度、お試しいただきたい体操です。



「ゆっくりねる〜」


「ぶーららん」












●他にもたくさんあります。なんといっても全部で50種類くらい。おいおいご紹介します。
●肩立ち
●ペダルこぎ
●開脚で左右に体倒す
●あぐらで手を上にあげる
●ななめ前後をひらく
●横をひらく
●いーち、にー、さん、しー、いち。(斜め方面開く)
●1と2と3と4、ポーン
●お尻落としバウンド
●前おとし
●斜め前おとし
●横落とし
●座って前屈
●ぶらあがり
●ねんてん
●前横ほっとぶい
●大きいほっとぶい
●ひねってほっとぶい
●一歩出てパッ!
●開いてクロス
●足あげ
●右からいって左から右まで。
●いーちとにーとさーんとし
●ろばのうんこ
●バーレッスン
●横歩き
●歩く
●一歩出てひらーくー。





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こんにゃくんとカチ子さん

畠山真弥
s3yanbaru@yahoo.co.jp

TEL 070-5458-3180

こんにゃく体操 脱力のフィットネス

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