疲れがすーっと消える!超脱力こんにゃく体操!
「力を抜いて、ただまっすぐに立つ」
力を抜いて立つことは誰にでもできます。
でも、どこか傾いてしまったり、よれてしまったり、ゆがんでしまったり・・・。
なかなかまっすぐというわけにはいきません。
まっすぐに立つ、ということだけならできます。
でも、胸がパンパンに緊張していたり、背中が板のように硬くなっていたり、脚が棒のように固まっていたり・・・。
“力を抜いて、ただまっすぐに立つ”ことをめざして。
トップページにも書きましたが、こんにゃく体操のキーワードは”脱力”です。
しかし、やみくもに脱力するわけではありません。
必要な力は残して、余計な力を抜くのです。
全身のすべての力を抜いたら床の上にバタッと倒れてしまいます。停止してしまいます。何となくだるくなってしまい、動作も緩慢になってしまいます。
余計な力をなくすことで、どれだけすっきりするかを味わっていただきたいのです。
日常の動作の中で、私たちは背中の力をたくさん使います。
たとえば、鞄をもって歩いている時、ペンを持って字を書いているとき、パソコンのキーボードをたたいている時、包丁をもってまな板の上で切っているとき、鍋の中をかき回している時、etc。
どの動作の時にも腕を使います。その腕を身体の前側で曲げたり、ひねったり、伸ばしたり・・・。この時、腕の付け根にあたる肩周辺や肩甲骨の周辺は“力”が入っています。小さな力ですが、負担は想像以上に大きなものです。その負担が重なって背中や肩、それから腰までもパンパンに凝ったり、張ったりしていきます。
肩のコリ、背中のハリ、腰の痛み、etc。
力を抜く。脱力する。正しく脱力するには技術が必要です。
僕は、必要のない力だけを脱力することが『超脱力』だと思っています。
それは、人の体を楽にします。痛みを和らげます。疲れをとります。
立居振舞いを優雅にします。そして、歩き方まで美しくなります。
だまされたと思って、一度ためしてみませんか?
こんにゃく体操は力を抜く体操です。
こんにゃく体操のを大きく分けると、脱力体操とトレーニング体操です。
こんにゃく体操!
全身の力を抜き、ゆらゆらと体を動かす様子が「こんにゃく」を連想させることから名付けられたこのユニークな体操は、昭和24年、東京芸術大学で体育教官を務めていた故・宮川睦子名誉教授が開発しました。同大学で必修科目として教えられ、退官後も演劇・舞踏・声楽・演奏など幅広い分野の人達に指導されました。
このこんにゃく体操の効果は多岐にわたり、全身をほぐしていく動きは内臓の働きや血行を良くします。肩こり、腰痛、頭痛、不眠が改善されたという方はとても多くいらっしゃいます。
また、同時に筋力がバランスよく鍛えられ、運動不足も解消されます。激しい運動ではなく、老若男女、その人に合わせて無理なく行える体操です。
こんにゃく体操の内容をざっとご紹介します。
ご紹介しているものは一部ですが、他にストレッチなども行います。(日本ストレッチング教会認定ストレッチングトレーナーセルフ資格取得済)
●ぶらぶら・・・体を上下に揺さぶってほぐします。飛び跳ねるというよりも体の中身をゆさぶるイメージです。肩甲骨を背中から浮かすようなイメージです。全身が一気にほぐれ、体がリセットされます。全身の血流もよくなり、体も暖まります。